特定非営利活動法人

防災のことば研究会

Disaster Prevention Communication Study Group


大切な災害情報が正しく伝わるために。                               「伝える」から「伝わる」へ

  最近は、毎年のように日本中で、地震・火山噴火・台風・集中豪雨などによる大規模災害が起きています。人的被害発生の原因の中には、「専門家や自治体から伝えられる災害情報の意味がわからなかった」という「ことば」の問題もあります。

 伝達技術がどんなにハイテクになっても、通信技術がデジタル化して高速になっても、大切な災害情報を「ことば」で伝えることにはかわりはありません。「防災のことば研究会」は、災害情報が正しく伝わるように、受け手の立場に立って、ことばの持つ伝える力を最大限に引き出し、災害情報を効果的に伝達する方法を考えるNPOです。


お知らせ

最新情報

1)関西地区 研究会・討論会

九州北部豪雨災害における情報伝達について

「避難勧告は住民に伝わっていたのか?」

 ◎現地調査報告と情報伝達問題についての討論会

  日時:11月25日(土)14:00〜16:00

  場所:兵庫県神戸市

     学園都市隣接のUNITY「共同研究室」

         https://www.unity-kobe.jp/about/floor

  発表者:

  理事長 新井恭子(活水女子大学文学部教授 

                防災コミュニケーション専門)

  副理事長 遠藤真 (一般財団法人 消防防災科学センター

                研究開発部 兼 防災研修センター研究員)

    ※小さな教室での討論会です。どなたでも参加可能です!

    会員以外の方・・・参加費(寄付金)500円

  

2)関東地区 研究発表会

日本英語表現学会で本研究会会員が研究発表いたします!

学会員以外の方も無料で参加できます!

日 本 英 語 表 現 学 会(JASEUS)  第24回 研究会

日 時  2017年12月2日(土)        13:30より受付開始

                                                                14:00より研究会開始        

会 場  早稲田大学 早稲田キャンパス11号館4階大会議室

  総合司会       梅宮 悠(早稲田大学)

 開会の挨拶  本学会会長 中村 匡克(工学院大学)(14:00~14:10)

 研究発表「英語で避難情報を伝えること」          (14:10~15:40)                                              

                       新井 恭子(活水女子大学)・中西 典子( 同志社大学 )

 ※研究会終了後、「防災のことば研究会」の会員は懇親会をいたします。

発表要旨

東日本大震災の津波到来の際、避難を呼びかける防災行政無線放送が地形や場所によっては聞き取りにくく、放送している言葉もわかりにくかったというアンケート結果が出た。広島で発生した大規模な土砂災害後の聞き取り調査では、室内で受信できる、他のメディア(ラジオ、テレビ、ホームページ、ツイッター、メール等)も防災行政無線放送と同じ表現・文言が送信されており、建物の中で聞いたり読んだりしても、結局伝わりにくかったという調査結果が出ている。

本研究の発表者はNPO法人「防災のことば研究会」の会員であり、このような災害情報に関する「ことば」の問題を解決するために2014年より研究活動を行っている。

 また、会員には大学の英語の教員もいることから、すでに日本語でも分かりにくい災害情報が、英語にどのように訳され、それらは伝わりやすいものになっているのかを検証している。

 例えば、以下は外国人居住者が多いと思われる兵庫県神戸市の避難指示(勧告より強い)の表現と、その英語訳である。すぐに目につくのは、もっとも強い避難誘導の「指示」において、「しましょう」という勧誘表現が使われている。また、それを英語訳すると「Please」がついてしまっている。このような表現で、果たして、10メートルの津波が10分後に押し寄せて来るような状況で、住民に逃げてもらえるのだろうか。

 

避難指示】

まだ、避難していない場合は、直ちにその場から避難をしましょう。

外出することで、かえって命に危険が及ぶような状況では、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。

Human damages are of extremely high occurrence risk. Please evacuate immediately.

 

 本研究発表は、特に東日本大震災以降、明らかになってきた災害情報伝達の様々な問題について概観し、日本語表現の問題を語用論の視点から明らかにし、その後、それらの英語訳と実際にアメリカなどで使われているEvacuation Order の表現を比較することによって問題点を指摘する。アメリカにおける避難情報の具体例として、12年前にHurricane Katrinaによって甚大な被害を受けたニューオーリンズ市が作成した避難計画を紹介し、今年8月に湾岸地域を襲ったHurricane Harvey に関する避難情報についても言及する。

 

出張講義いたします!

地方自治体向け「伝わりやすい避難情報伝達文を作りましょう!」

ワークショップ

【内容】ワークショップ形式で、災害種類別の避難情報伝達文(避難準備情報,避難勧告、避難指示等)のアナウンス(メール)マニュアルを作成し、災害が起きた場合、どのように文章を組み立て放送(送信)するかシミュレーション訓練を行います。講師は理事長新井恭子と当NPO会員が担当致します。

⭐️ご希望の自治体は、arai-k@bousainokotoba.comまでご連絡ください。日本中どこへでも参ります!

⭐️これまで、広島県危機管理課と愛媛県危機管理課の研修で実施しました。

 

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ニュースレター

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ニュースレター2016年年末号PDF.pdf
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ニュースレター2016年10月11月PDF.pdf
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ニュースレター2016年8月9月
ニュースレター2016年8月9月PDF.pdf
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ニュースレター2016年6月7月PDF.pdf
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パンフレットをリニューアルしました!

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防災のことば研究会パンフレット 2016年前期
防災のことば研究会パンフ2016前PDF.pdf
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